
Aoi Takabatake
Official Website
<CD発売のお知らせ>
20周年を記念し制作されたCD「21世紀音楽の会 作品集 I 」がカメラータ・トウキョウより発売されました。
音楽之友社【レコード芸術2019年6月号】で、【準特選盤】としてCDが紹介されました。
現在、通販ショップ、アマゾン等で販売されております。
このHPのお問合わせにご連絡頂ければ、銀行振込の上、送料無料でお求めになれます(在庫限定数)
ーDisc1ー
「管弦楽作品集」
野田暉行:ルミナス~光芒の彼方から~
国枝春恵:レヴェレーション
高畠亜生:輪廻転生~オーケストラのための
神本真理:ムーブメント/ダンス
ーDisc2ー
「室内楽作品集」
安良岡章夫:室内協奏曲第3番「リリエーヴォ」
糀場富美子:ぽるとがるぶみ
島田広:弦楽四重奏による「緑の展開」
山口哲人:王朝和歌・秋歌五首
徳重智子:優雅な趣のイルカ

『形や風評にとらわれることなく自由の原点から真に心に残る音楽を』をモットーに、2000年、野田暉行代表(当時)と17名の作曲家により結成された「21世紀音楽の会」。その演奏会も15回を数える今、会員の作品をライヴ録音したCD第1弾が2枚組でリリースされました。1枚目には第1回演奏会での演奏を中心とした管弦楽作品が4曲、2枚目には第10回演奏会までの室内楽作品が5曲収録されています。日本作曲界で活躍する9人の作品をお聴きください。(メーカー資料より)
出版楽譜のお知らせ
フィンランディア・ファンタジー
【ヴァイオリン&チェロ ソロ新刊】 以下編集長の紹介案内より
風の音のラインナップに弦楽器のソロが登場です!
第一弾は「フィンランディア・ファンタジー」♪
作曲家の高畠亜生 氏によってシベリウスの“フィンランディア”が生まれ変わります。ただの編曲にはとどまらず、見事にリコンポーズされた“フィンランディア・ファンタジー”。この編成がオリジナルではないか?と思うような完成度です。しかも、ヴァイオリン用とチェロ用の2種類が同時に出版されました。
弦楽器を演奏される方以外も是非この音楽に触れてみて下さい。とにかくカッコ良いです。
チェロ用の楽譜はトロンボーンやユーフォニアム・テューバで演奏する挑戦者も募集中です♪
以下、作曲者による解説です↓↓↓
フィンランディア・ファンタジー
「フィンランディア・ファンタジー」は、2016年に交響詩「フィンランディア」をヴァイオリンとピアノのために編曲した作品である。原曲を生かしつつ、ヴァイオリン部分は特に協奏曲のカデンツァ風の華やかなヴィルトゥオーゾを工夫し、また弦楽器の多彩な音色と豊かな表現力を余す所なく作曲されている。ピアノ部分はヴァイオリン独奏を支える管弦楽的な役目と共に、新たに作曲された叙情的な経過句も添えられ、両者の掛け合いが躍動的である。
2016年の初演以来、多くの再演を重ねている。2017年秋には、「フィンランド独立記念100周年公演」のシベリウスの孫娘サトゥ・ヤラスさんをお迎えしたレクチャーコンサートの中で8回目の再演が行われ大好評を頂きました。2019年秋も「日本ーフィンランド外交関係樹立100周年記念」公演の中でフィンランドへ留学されていた日本人若手ホープのピアノニストによって熱演された。再演の度に観客の皆様より熱烈な拍手で迎えられている。作曲者としてはたくさんの素晴らしい演奏家にこの作品を演奏してほしいと心より願っている。
(高畠亜生)
◆作曲;2016年、ヴァイオリニスト佐藤まどか氏により委嘱
◆演奏時間;約11分30秒
◆初演;2016年7月 佐藤まどか&安田正昭デュオリサイタル(石橋メモリアルホール)
Finlandia Fantasy
Finlandia Fantasy is a recomposition of Finlandia arranged in 2016 for Violin and Piano. Violin part is particularly composed by brilliant techniques, such as Cadenza of Violin Concerto, with expressive power of stringed instruments, while the style of the original work is preserved. Piano part plays the role of dynamic orchestra supporting the violin part, accompanied by lyrical and melancholic solo passages, resulting in a powerful interaction of the two instruments.
Since premiere in 2016, Finlandia Fantasy has been replayed many times. The eighth performance of this work is scheduled in the fall of 2017 in lecture concerts celebrating the 100th anniversary of Finland's independence. Sibelius's granddaughter Satu Jalas is invited to the event.
Finlandia Fantasy is always applauded by the audience every time it is replayed, and the composer hopes that many performers will play this work.
(Aoi Takabatake)
◆Composed in 2016 by the request of Violinist Madoka Sato
◆Duration: ca' 11m 30s
◆First Performance: Madoka Sato & Masaaki Yasuda Duo Recital in July, 2016 at Ishibashi Memorial Hall